何度か紹介しているドミニク・ローラン。
パティシエ職人からワイン作りを始めた。 当初は、葡萄栽培農家から新樽100%で熟成しているものを買い付けで自分の持つ新樽100%に移し変える『通称新樽200%』として一世を風靡した。 市場の流れが、樽使い(樽香の少ない)に変化し始めると、うまく時代の流れに合わせてきた。 最近の今まで飲んできたワインはピュアなスタイルに定評があるが、今回もどうか? これ、どうなんでしょうね? 最終的なアサンブラージュでこうなってしまったのか? 最初からこの方向なのか? 色合いはピノ・ノワールらしく薄目の色調。 香りは中程度。 味わいは、ピュアでありながら熟成っぽさもあります。 ここから、飲んだ結果はチリ産のピノ・ノワールみたいです。 チリワインを否定するわけではなく、チリを含めたニューワールドが作るワインの方向性は… 国際市場が求める味わいの方向性をいつも気にして作っています。 よって、気候や畑の個性より作り手のテクニックが優先されがちです。 今回のドミニク・ローラン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2011も正しくテクニックが最優先された印象が強く出ています。 ワインとしての良し悪しは並みの出来ですが、ブルゴーニュのワインとしては痛く残念な印象。 そうそう、先日某インターネット販売店でカヴァが¥647(本体価格)で限定200本弱販売されました! H先生から、買おうとチェックしたんだけど売り切れでさぁ… 買えた?と聞かれたので『48本買いましたよ!』っと。 H先生と少し話して見ると… 『同じような人が4人いたらそれで完売じゃない!』 確かにそうですね(笑)
by urochiiko
| 2015-09-13 05:08
| 日記
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