ピーレ・エ・ラーモレ、キャンティ・クラシコとリゼルバ

トスカーナ州キャンティ地区で古くからワインを造っている。
ワインの名称でキャンティ・クラシコのクラシコとは古くからキャンティ地区でワインを造っていたと言う意。

今回はピーレ・エ・ラーモレが造るワイン2種類。
キャンティ・クラシコとキャンティ・クラシコ・リゼルバ。

生産者の名前にもなっているラーモレの丘に3つの区画を所有し面積は47ヘクタールになる。

さて、ワインは
キャンティ・クラシコ2010は50〜100リッターの大樽で1年熟成させて、瓶内熟成を半年してから出荷。
飲んだ印象はやや将来性があり味わいの要素はクラシカルなもので構成されている。
一般流通しているキャンティ・クラシコの中では上位に位置するもの。
元々キャンティのワインはクラシカルだからピュアでエキゾチックなワインはないから、品質の良し悪しはわかりやすいだろう。

キャンティ・クラシコ・リゼルバ2008は大樽で2年熟成させて、半年の瓶内熟成をしてから出荷。
インポーターの資料によれば大樽の大きさについてクラシコとクラシコ・リゼルバでは違う表記になっており、単なる熟成期間が長いだけではなく葡萄や樽も違うようだ。
味わいは将来性があるもので現在でも美味しく飲めるが、飲み頃はあと5年以上だろうか?
まだ、その将来性しかわからない。

原産地統制法のランクを除けば同じサンジョベーゼ(サンジョベーゼ・グロッソを含む)ワインと比較すると、ビオンディ・サンティのロッソ・ディ・モンタルチーノや並みの生産者が造るブルネッロ・ディ・モンタルチーノに近い。

より具体的に書くならビオンディ・サンティのロッソ・ディ・モンタルチーノでしてみよう。
ピーレ・エ・ラモーレのリゼルバは将来性があるワインでワインそのものの剛性は強くなく、優しさを持っている。
この優しさを旨味に変えるには5年以上かかるだろう。

ビオンディ・サンティのロッソ・ディ・モンタルチーノはやや将来性があるワインでワインそのものの剛性はしっかりしている、優しさより質実剛健なもので熟成させても花開く旨味はあまり出なく渋味の中に旨味を感じる超クラシカルなワイン。

あとは、どちらも飲むタイミングで優越がでるのでどちらが上とはならない。

また、抜栓翌日も飲んだがキャンティ・クラシコはまだまだ美味しさが出ていた。
キャンティ・クラシコ・リゼルバは美味しさが閉じてしまっている。

これは、まだ飲み頃を迎えない高品質ワインにあるパターン。

よって、翌日の状態からリゼルバをダメと決めつけてはいけない。

ワインにはワインの時間があり、その飲み頃になるまでの年月を待つことが出来た時の味わいは格別。
そして、飲み頃を向かえる前にワインを飲む場合は、この将来性がどうか?
そのような事は、間違えてもレストラン等で語ってはいけない(笑)

ワインは楽しく飲むものでウンチクはいらない。


では、なぜこのように書いたか?突っ込みたくなったあなたへ…
それは、近々生産者と会うために味わいの要素と比較をしたまで。
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by urochiiko | 2013-10-05 07:16 | 日記


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