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ミッシェル・グロに会う

私は、最も好きなワイン生産者としてミッシェル・グロをあげている。
それは、価格と品質のバランスが良いこと。
ジェネリックからグランヴァンまで共通するポリシーがあり、その実直な造りに共感している。
他にも素晴らしい生産者はいる。
高品質なワインもある。
しかし、先に述べたようにミッシェル・グロが大好きだ。

ミッシェル・グロとグロ一族はここをどうぞ

一昨日、ミッシェル・グロ、ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ2009を開けた。

そして昨日、ある展示会に行ったら、なんと偶然にもミッシェル・グロ本人に会えた!

私は日本語もろくに話せないから、まったく関係ない知人のインポーターにお願いして通訳をしてもらい30分弱親切にわかりやすく話してくれた。

試飲したワイン(全て2011ヴィンテージ)
ブルゴーニュ・ルージュ
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
シャンボール・ミュジュニー
ニュイ・サンジョルジュ
ニュイ・サンジョルジュ・プルミエ・クリュ
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・クロ・デ・レア
クロ・ヴージョ
本来ならばこの半分しか試飲できないがミッシェルの素晴らしい人柄から、わざわざ追加抜栓してくれ試飲できる全てを飲ませてもらった。

全て安定したワインであった事。

ブルゴーニュ・ルージュはやや複雑な香りだがオート・コート・ド・ニュイはわかりやすい香りで構成されていた。
シャンボール・ミュジュニーは繊細ながら複雑でニュイ・サンジョルジュは大地の香りのする力があった。
ニュイ・サンジョルジュ・プルミエ・クリュは大地の香りに将来性があり、ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・クロ・デ・レアはまさにグラン・クリュの資格があるパワフルでポテンシャルがある逸品だった。
クロ・ヴージョはようやく樹齢が上がってきた。
グラン・モーペルテュイと言うクロ・ヴージョ最上の区画から生産されわかりやすい香りながらポテンシャルが凄く15年以上寝かせて素晴らしいワインになると感じた。

区画の違いや作柄がどう?など一切聞かなかった。
飲んだワインの感想を上記の通り述べて通訳してもらった。

人間性もとても素晴らしい方であったし、話もわかりやすかった。
戸棚から和訳されたドメーヌ・ミッシェル・グロのストーリーが書かれた冊子を頂いた。

会話が弾んでくると、社交辞令でも、とても私のワインに詳しいのでドメーヌにお越しの際はこのビジネスカードの連絡先へ2週間前にアポイント下さいねと言われた。


私にとって一生の記念。

メルシー、ミッシェル
ミッシェル・グロに会う_a0293308_524342.jpg

by urochiiko | 2013-03-08 07:55 | 日記


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