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ドミニク・ローラン、コトー・ブルギニヨン

一時期、新樽200%で一世を風靡したドミニク・ローラン。

以前のような、強い樽香は影を潜め現在の主流になっているピュアなスタイルにシフトしている。

さて、コトー・ブルギニヨンは2011年に新たらしく出来たブルゴーニュのAOCになる。

ブルゴーニュワインとブルゴーニュ・パストゥー・グランの中間なのだろうか?

パストゥー・グランを名乗るものとコトー・ブルギニヨンを名乗る定義がある。
詳細はネットで検索出来るから割愛するが、イメージ的には安ワインのレッテルを貼られ品質に省みない一部のパストゥー・グランのイメージを払拭しブルゴーニュとボジョレーの底上げに作られたように感じる。
もちろん、私が定義やなんやらを書くのが嫌いだから割愛していたりもします(笑)



今のところ、私の経験でパストゥー・グラン、コトー・ブルギニヨン、グラン・オルディネールと言うピノ・ノワールとガメイの混醸で作られるワインで最高の出来はロベール・グロフィエのブルゴーニュ・パストゥー・グラン。
ガメイ混醸とわからないこのワインはブラインドならシャンボール・ミュジュニーやモレ・サンドニと思ってしまうかもしれないレベル。

さて、ドミニク・ローランのコトー・ブルギニヨンはどうか?

これ、素直に良いと思います。
ロベール・グロフィエのパストゥー・グランには到底敵わないが、ピュアなスタイルでピノ・ノワールとガメイがそれぞれ主張せずにバランス良くまとまっています。

こういったワインは高品質とか有名批評家の点数では表せないもの。

初夏から秋にかけてオススメしたい軽めの赤ワイン。
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by urochiiko | 2014-05-22 05:10 | 日記


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