ドミニク・ローラン・マルサネ2009ヴィエイユ・ヴィーニュ

久しぶりにドミニク・ローランのワイン。

簡単にドミニク・ローランを紹介。
元はパティシエ職人だった彼はいずれ自分の好きなワインを造りたいと決心しワイン業界に転身。
いくつかの生産者で修業の後、ブルゴーニュ、ジュブレイ・シャンベルタン村にネゴシアンを構える。
ネゴシアンであるがゆえに、当初は栽培農家から樽で買い付けたものを自分の所有する樽に移し変えてワインを生産している。
そして、1990年代中盤以降は世の中が樽使いを強くする流れがあり、ドミニク・ローランの栽培農家が新樽100%で詰めたものを更に新しい新樽100%の樽に移し変える手法の通称、『新樽200%』として一斉を風靡する。

時代は、樽使いの濃いものからピュアなものにシフトしてきた時にワインの造りもドミニク・ローランはうまく対応してきた。
昨年秋にインポーターの方に聞いたところ『現在の妻はワインつくりをしている家系の方だそうで、そのアドバイスが良くなっている要因のひとつ』と教えてくれた。

現在は、息子と共にドメーヌ・ローランも運営している。
これはヴォーヌ・ロマネを中心にドメーヌを運営していたエジェラン・ジャイエ氏に後継者が居らずドメーヌをそっくり継承している。

さて、実際のワインはどうか?
この前に飲んだのはドミニク・ローラン、ブルゴーニュ・ヌメロ・アンだったように思う。聞いた範囲の話で書けばこのヌメロ・アンに使われる原料にこのマルサネ・VVも入っているとか?
であれば、ブレンドされたヌメロ・アンとマルサネ・VVは共通するものはあるのか?

残念ながら同じヴィンテージでは無い為に感覚になるが・・・
ヌメロ・アンとマルサネ・VVは別物でヌメロ・アンは良くできているがブレンドのブルゴーニュ。マルサネ・VVはブルゴーニュの北で作られる赤ワインに見られる『鉄っぽさ』を感じるもの。

このマルサネ・VVは飲む時に抜栓したが最初の30分はまだ香りが出なかった。
やがて、綺麗な香りと酸が出てくるがVV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)らしい落ち着きはあまり感じられない。

参考までにヴィエイユ・ヴィーニュと言われる古木には定義が無い。一般的に樹齢30年以上で名乗る生産者もいれば樹齢80年以上の区画を持つルイ・ジャド社のワインはヴィエイユ・ヴィーニュを名乗っていない。

このワインは、目の詰まり方がとても綺麗で先述の奥さんの影響を受けていると思われる。それは、飲んでいて自然と女性が作るようなイメージを連想させたから。
そして、マルサネという区画からして大きな将来性は無いが、あと数年するともっと落ち着いた良い状態になるだろう。
しかし、それ以上もないし今飲んだワインとワインの品質が変わるレベルでもないが今でも人気のあるドミニク・ローランのワインとしてよく出来たワイン。

最後に、私のブログのパターンからして・・・
よく出来たワイン程度であれば、出来るだけ詳細を書くようにしており、よく出来たワイのレベルが高くなれば成る程詳細は書かずに『余計なコメントはいらない素晴らしいワイン』となる。
反対に良くできていないワインがあればそれははっきり書きます。
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うっすらとしか見えなかったが富士山も綺麗
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渡辺蘭氏によると明日の天候はあまり雪にはならない模様
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by urochiiko | 2014-02-19 08:31 | 日記


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