ドメーヌ、ジャン・ルイ・ライヤール
初めての購入。 ワインは、ブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ2011 ビオディナミ(バイオダイナミック)へ転換中の有機栽培、そして馬による耕作、遅い収穫、低収量、非除梗、・温発酵、澱引き回避、無清澄、無濾過、重力に逆らわない瓶詰めなどを実行している。 ジャン・ルイ・ライヤールを知っているなら、彼の家計はDRCと切っても切れない存在なのはご存知だろう。 とは言え、どこで仕事をしていたか?よりもワインの中身が大切なわけである。 まだ、飲んでいないため詳細なコメントは出来ないが、偏らない範囲でジャン・ルイ・ライヤールを紹介する。 両親は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC) で40年間働きロマネ・コンティそのもののブドウの摘み取りを任されていたのが母親。 父は37年間ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)で働いていた。 Jean-Louis Raillard ジャン・ルイ・ライヤ ールはDRCで自ら仕事をしていた経験を持ち、ライヤールは毎年DRCの瓶詰めに立ち会って試飲もする権利を持っている数少ない人物。 彼はDRCで働き、いくつかのネゴシアンでも働いた後に、現在ボーヌ醸造学校(ミッシェル・グロやミッシェル・マニアンも卒業している)で教師をする傍ら、自身のドメーヌでワインを造っている。 このように聞くと、A.P.ヴィレーヌの赤ワインがサラリーマンのロマネ・コンティと言われるように、ジャン・ルイ・ライヤールのワインもグラン・クリュを持たない小さなロマネ・コンティとネット等で騒いでいるのと大差なくなるから冷静に(笑) ジャン・ルイ・ライヤールの持つ区画は平均樹齢50 年の畑を所有、有機栽培(完全なバイオダイナミック農法へ転換中)。 栽培面積3.5 ヘクタール、年間総生産量7千本前後。 さて、今回購入したブルゴーニュ・ルージュ・レ・パキエ2011は特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの東500メートル広がるヴォーヌ・ロマネ村のAC ブルゴーニュ指定のクリマ“レ・パキエ”から産まれるブルゴーニュリージョン。 平均樹齢46 年、栽培面積0.35haの小さな区画。 2011年のワインは9月1日に収穫。 新樽率35%、熟成期間14ヶ月。 収量29.6ヘクトリットルで総生産量は1,380本。
by urochiiko
| 2014-02-28 06:41
| 日記
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