インポーターのご協力を頂き、試飲会に参加しました。
今回も前回同様にJ.M先輩が同行。 この担当者(上司)と会話させていただいたら、以前このインポーターのワインと思っていた記憶のワインは別のインポーターだったようでちょっと勘違いな発言をしてしまった(謝) 今回は、ブルゴーニュとローヌの試飲で60アイテムすべてが試飲できました。 基本的に、私は担当者から頂く資料には一切目を通さない。 なぜなら、先入観無く味を確かめたいから。 そして、全てを試飲して良い物と思ったのは2回目で試飲し3回目・・・と絞って資料を見ていく。 コシュ・ビズアールとクトー コシュ・ビズアールはアラン・コシュ・ビズアールの親戚で作る方向も似ており柔らかいワイン。 念を押すが、コシュ・デュリも一族だが造るワインは違う。 クトーはミネラリーで将来性がありしまっている。 個人的にはクトーが良かった。 アミオ・セルヴェルとダヴィット・デュパン アミオ・セルヴェルは元のセルヴェル・タッショを引き継ぎ変わらずクラシカル。 セルヴェルの1985年だったか?過去の記憶がよみがえる。 ダヴィット・デュパンはモダンで現代的!しかしピュアすぎず濃すぎないバランスが良い。 コンドリュー3種のみ比べ。 最初のピエール・ガイヤールは個性的でインパクトが強い。 ヴィエンヌは洗練されていた、後で調べたらステンレスタンクを使っており納得。 ヴィラールはバランスが絶妙。 シャトー・ヌフ・デュ・パプ2種。 シャトー・ヌフ・デュ・パプは法王の新しい城と言う意でヨハネス22世がローマを離れてアヴィニョンに移り住んだことに由来し、彼がワイン開拓に一役買っている。 最大13品種の混醸が認めれれており、一般的には複数の葡萄からなるバランスがこのワインと言われるが、シャプティエを始めあまり複数の葡萄を使わない生産者が増えている。 シャルボニエールはピュアなスタイルで洗練され味わいの深みは無いが良さが出ている。 調べてみるとグルナッシュとシラーのみで造られていた。 マルクーは4種から造られていた。 どちらも、ステンレスタンクを併用しており、ピュアなワイン。 今回のフラッグシップ コート・ロティ2種とヴァン・ド・ペイながら最上のワイン。 全て2004年のワインでワインの水準が高い。 しかし、飲み頃を迎える前のようで、そのことがわからないとその前に飲んだ他のワインが美味しく感じてしまうのだろう。 実際他の試飲している方でそのような発言を聞いた。 今飲んで・・・、今後の将来性の有無、その幅の見方。 これを判断するのは容易でない。 最後に紹介するのは、今回最大の発見! マルク・クライデンヴァイスのコステル・ド・ニーム、2種。 本当は画像ではないバルバベルという更に低価格なワインが最も魅力的であった。 他の試飲される方もいて画像なし。 クライデンヴァイスは親戚がアルザスでワインを造っておりこれは既に飲んでいる。 クライデンヴァイスの良さは2つ。 1つは、土地の個性をいかんなく発揮していること。 アヴィニョンの南西にあるこのコステル・ド・ニームのワインとは?がとてもわかること。 価格帯からして、将来性は期待できないが、ピュアでありながらクラシカルで葡萄の美味しさが素晴らしいほど出ている。 2つ目は、ビオディナミで造っているがビオ特有の固さや香りが無く、ピュアにまとまったワイン。 ビオだから!という主張が無いのが良い。
by urochiiko
| 2013-09-14 07:52
| 日記
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