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デュジャックのドメーヌとネゴス

ジャック・セイスは1960年代後半にブルゴーニュに移り住んできた。

おっと、インポーターや販売店に書いてあるような記事ならこのブログは意味をなさないから切り口を変えよう。
あくまでこのブログは私や周りの経験であり、他人の受け売りではないから。

デュジャックのワインは樽使いが強くなった時期でも大きく変わらず薄い色調からじわりと香りと旨味がでるワインを造り続けている。
最近はヴォーヌ・ロマネ、マルコンソールなど畑も増えているが品質は安定している。

高価なワインだけに1年に1回?しか飲めない(汗)

毎回飲んでいて思うのだが、ドメーヌ物とネゴスでこんなに違うワインも珍しい。

ドメーヌワインは上記の通りでキノコの香から何から複雑で飲むに連れて更に旨味がでる。

ネゴシアンワインは、ジャーミーでカリフォルニア系のピノノワールのよう。
インパクトが強いから香りの複雑さは無い。

ワインの良し悪しはどちらもありだと思うがドメーヌ物とネゴス物は全く違うワインだと思って買うのがいいだろう。
しかし、こんなにも違うのにインポーターや販売店は『栽培も契約農家を指導し醸造もドメーヌワインと同じ管理…』なんて書くのだろう。

添付画像は毎年、ドメーヌワインとネゴシアンワインの比較をした最後(たぶん)のネゴシアンワイン。
2010年1月12日の事。
デュジャックのドメーヌとネゴス_a0293308_15163826.jpg

by urochiiko | 2012-11-01 08:00 | 日記


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